Tar-C’s LIFE

ハードボイルドに見られたい隠れドルヲタの日常

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繁忙期を振り返って気が付いた。仕事に喜びや誇りを持てない人が陥りがちな5つのパターン。

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やぁ。たーしーです。

 

今日は少し趣向を変えて社会人っぽい事を書

いてみようと思う。

 

 

職種や部署等によってバラツキはあるだろう

けど、それでもやっぱり3月という月は多く

ビジネスメンウィーメンにとって多忙を

極めがちな時期だと思います。

 

何だかんだ言っても多くの法人が決算期を迎

えるし、個人事業主にしたって確定申告に頭

イタイ時期。人事異動だってあるしね。

 

また、コチラ的にはそうでもないけど取引先

ソレで何かと処理を急かされたり、逆にそ

うでもない取引先には申し訳ないんだけど

チラソレで少し無理を言ってみたり。

 

一方がソレなだけでもアレなのに、もし双方

ソレだったりしちゃったりしたらもうアレ

ナニしちゃってテンヤワンヤでもうカナワ

ンワ~

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

そんな3月、ワタクシが勤める職場もこの時

ソレな職場。もうそれはそれはな修羅場に

次ぐ修羅場をどうにか潜り抜け、やりすごし

久しぶりホッと一息ついていた先日のコト

 

毎年思う事でもあるんだけど(よく切り抜け

られたなぁ)なんてボンヤリ振り返っていた

時に何となく考えた事を自戒の意味も込めて

記します。

 

その1

好き嫌いで仕事の優先順位を決める

 

コレは得手不得手と言い換えてもイイ。

 

請けた仕事の優先度を決める。当たり前に

あることです。その決め方も様々でしょう。

 

難しそうな(時間のかかりそうな)案件を

優先して残った時間で比較的易しい(時間

のかからない)案件をバッタバッタとやっ

つける人。

 

まず易しい案件を手早く片付けて、困難が

予想される案件にジックリ時間を割く人。

 

どちらにしろ言えるのは素早く合理的な判

断と速やかな取り組みです。

 

ところがタイトルに挙げた「仕事に喜びや

誇りを持てない人」はそれが出来ない。

 

入ったばかりの新入社員ならともかく毎年

の事で分かっている(ハズ)なのにも関わ

らず精神面も含めて(繁忙期を)迎える準

備が出来ていない。

 

なので、本来なら請けた端から次々処理し

ていかなきゃな時期なのに取り掛かるのに

時間がかかる。そしてココロの準備も出来

ていないから普段の調子のまま(コレちょ

っと苦手だから後回し~)とか(楽そうだ

からコレ貰い~)などとえり好みする。も

ちろんその間も貴重な時間が失われていく

ワケです。

 

その2

人の好き嫌いで優先順位を決める

 

コレはその1にも通ずる事なのですが、ま

ず本来優先度を決める際に判断の基準とし

て不適切かつ不必要な物差し(この場合は

個人の感情)を用いる事により、さらに時

間が失われていきます。

 

そして始末の悪い事には、決して仕事が出

来ないワケではないのでこうして(半ば勝

手に)選んだ仕事にはそれなりの熱意で取

り組み何故か必要以上にジックリと取り組

み意外な程にその完成度に執着し単位時間

当たりの収益率の悪化に貢献します。

 

ひょっとすると早く処理することによって

後に控える「苦手」で「不快」な案件が回

ってくる事をなるべく先延ばしにしようと

する意識の裏返しがある種「意外な」熱意

となって現れているのかも知れません。

 

その3

期限に間に合いさえすればOK

 

意識しているにせよ無意識にせよ先延ばし

にも限界があります。組織に属して働いて

いるワケだし、相手もある事だし、一応、

期限を守らなきゃ等最低限のモラルは持ち

あわせています。それなりに仕事は出来る

ワケだしね(笑)。

 

しかしながらそういう仕事をしていれば後

に積み上がるのは当然「苦手」で「不快」

な案件ばかりです。

 

必要以上に時間を使ってきたワケですから

当然タイムリミットは迫ってきています。

時間は余りかけられないから気持ちは焦る

ばかりだし、苦手意識が邪魔するから今一

つやる気にもなれないし。

 

そういう時このタイプはどう行動するのか?

 

過去の踏襲です。要は役人仕事的な方法論

をとるワケです。それなりのキャリアとそ

れなりのチカラがあるワケですからこうい

テクニカルスキルが大きくモノを言う

場面は一旦集中さえしてしまえばそれなり

の腕を見せてはくれます。

 

しかしながら、コレで万事OK!一安心だ

ね!とはいかないのがこのタイプの大きな

特徴です。

 

タイムリミットが迫る中でもサクサク仕事

をこなしますが、黙々とやっていれば良い

モノを、そもそも仕事にかける熱量もそれ

なりでしかないのですから割とアッサリ

めてしまいガチです。

 

それなりに力量のある人がソコソコの熱を

込めてこなしてきたワケですからその時点

ボチボチ進捗しています。

 

一息ついてまたソコソコの実力を発揮して

くれるのなら良いのですが、残念ながら

で発揮されるのは残り時間と仕事の残量

とを冷静に分析するスキルです。

 

つまり間に合う見込みが見えてきた事によ

ってソレに合わせたペース配分になってし

まうのです。

 

ペースダウンする替わりに内容を吟味する

だとかクオリティを上げる事に目を向けて

くれるというのならば分かりますが、モチ

ロンそうは烏賊の何とかです。

 

その4

結局、残業でどうにか間に合わせる

 

仕事にかけるモチベーションがそれなりな

ので求めるクオリティもそれなり。折角の

経験やスキルも条件次第で仕事にプラス

マイナスにも働く。

 

状況を見極める能力だってナカナカモノ。 

しかしソコでもその能力は「如何に間に合

わせるか」という方向にしか向かない。

 

若いウチならそれでも何とかなっただろう。

しかし、加齢によって徐々に体力や気力も

衰えがくる。そしてソレはその時なって初

めて気づかされる。つまり経験則に誤差が

生じてくる。今まで出来ていたハズの事が

少しずつ出来なくなってくる。

 

間に合わせられたハズの事が間に合わせら

れなくなってくる。徐々に残業での帳尻合

わせを強いられる事が多くなってくる。

 

その5

残務処理に追われる

 

「家に帰るまでが遠足です」なんて冗談交

じりに良く言われる文句です。仕事に関し

ても同様の事が言えると思います。家に帰

るまでとは言いませんが「後始末をつける

までが仕事」という言い方は出来ると思い

ます。

 

分かり易い例として飲食業なら食器の洗浄

、残飯の処理、厨房やホールの掃除、翌日

の仕込みなどがソレ。つまり翌日以降に持

ち越さない、気持ちよく次の仕事へのスタ

ートを切るための準備でもあるワケです。

 

先に挙げた4つのパターンを経て、どうに

かこうにか仕事を仕上げた彼(彼女)。既

に体力も気力も使い切っちゃって、後始末

どころではありません。それどころか、や

りきった満足感に浸っていたり。

 

そして翌朝、自らのデスク周りの惨状を見

てため息を吐きつつモソモソ後片付けを始

めます。もちろんその時他の同僚たちは既

に次の仕事へ向けてスタートを切っている

というワケです。

 

まとめると

 

その1・・・困難を後回しにする事で成長

                     の機会を逃す。

 

その2・・・えり好みによって無駄な手順

                     を増やす。

 

その3・・・間に合わせの仕事が増え前例

                      の踏襲ばかりになる。

 

その4・・・力技でどうにかしようとする

                      が・・・

 

その5・・・次の仕事への取り組みが遅れ

                      る→心の準備が出来ていない

                      ので・・・その1へ。

 

正に悪循環。それぞれの段階でイチイチ

間を浪費し、成長の機会を逃し、故に達成

感や充実感もなく、それが低いモチベーシ

ョンに繋がり、準備不足も相まって次の仕

事のスタートが遅れ、ただでさえ遅れてい

るのにスタートダッシュも利かない。

 

こういう人、みなさんの周りにいませんか?

あるいは「コレって、まんまオレワタシ

じゃん」と少なからず心当たりのある方、い

ませんか?

 

じつはコレワタクシ個人の(過去の)お話

だったりします。流石に今では多少マシにな

ったハズだと自負しておりますが、当時のど

うしようもない自分に戻らない為にも毎年こ

の時期をやり過した後、「今年のワタクシ

どうだったかな?」「アレソコソコ出来た

と思うけど、コッチでは少し気配りに欠けた

かなぁ」などと振り返り、自分なりに評価を

する事にしています。

 

上に挙げた5つ全部ではないにしろ、幾つか

当てはまるかもという方、そうソコのあなた!

 

もし宜しければ、一緒にセルフチェック

してみませんか?

 

 

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